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耳鳴りを起こす病気


耳鳴りを起こす病気としては、滲出性中耳炎、内耳炎、耳垢塞栓、
耳管狭窄症、耳硬化症、メニエール病、老人性難聴、
突発性難聴、聴神経腫瘍、外傷などが挙げられます。



難聴を起こす病気はすべて耳鳴りを起こすと考えていいでしょう。
加齢に伴ってだれにも起こるのは「老人性難聴」です。
老人性といっても高齢者だけがなるわけではありません。
人間の聴力は生理的には18歳くらいがピークで、30代からもう聴力の老化が始まります。
高い周波数のところの有毛細胞が落ちてきて、高音が聴こえにくくなってくるのです。
最初は静かな所だけで耳鳴りを感じます。
ピー、ジー、キーンといったような高い音の耳鳴りで、
初めのうちは一時的なものですが、やがて持続的なものになってきます。
また、最初は片耳でも、いずれ両耳に出てきます。
ある程度の年齢で、耳鳴りがしたりしなかったり、片耳だったり両耳だったりするような場合は、
まず老人性難聴と考えて間違いないでしょう。
それ以外の症状がなければ受診するほどのことはありません。



耳鳴りが主症状の病気で生命にかかわるものは少ないですが、注意が必要なのは「聴神経腫瘍」です。
聴神経腫瘍は脳腫瘍の20%程度を占めており、中年女性に多くみられる病気です。
初期症状は耳鳴りと軽い難聴で、めまいなどの症状はほとんどみられません。
中年の女性で、片方だけ耳鳴りがし、
それがだんだん強くなるような場合は早めに受診することをおすすめします。